2017.10.13
どこに居ても木が見え、感じ、ホッとできる家
「木を見せたい」という施主の想いをベースに作り上げました。
床材としてはもちろん、窓枠や壁、襖など、様々な部分に木を使い、しかも色や種類を変えることでいろんな雰囲気を演出しています。
リビング内、一段高い位置にある和室は、通常なら採光を考えて障子や明るい色の襖にするところですが、H邸では木製襖を採用しました。それにより和室は完全に独立した空間(客間)となり、客人は気兼ねなく過ごすことができます。また、襖を閉めた状態のリビングは、いつもとは違った雰囲気にもなります。
玄関は一見、木を使わないシンプル仕様に見えますが、上を見れば深い色合いの木製天井になっています。
木に囲まれることで、木の温もりも感じられる、やさしさにあふれた家です。
(越前市/H邸)