2011.07.28
大屋根の和風な家
和風住宅でのポイントとなるのが、和室です。T様邸では、玄関すぐ(ダイニング横)の部分にリビングや客間としても使える和室を、さらに住宅奥にも二間続きの和室を設けました。
リビングに使える和室は、飾り棚や照明を工夫して少しカジュアルな雰囲気にしました。一方、二間続きの本格的な和室には、床の間と仏壇収納スペース、さらに廊下と縁側を設けました。近年、あまり見かけなくなった縁側ですが、夏期の夕涼みには最適です。
また、和風を意識して、随所に木をあしらっています。例えば、木目を生かした床や木枠の窓やドア、トイレの壁などです。
引き戸の玄関には内側に網戸を設けています。夏、玄関を開け放っておくことで風を通し、住宅内にも風を循環させるようにしています。
(越前市/T邸)